PeaceKeeper赤き聖者

8/16ページ

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十九話【訪れた町の異変】

それからというもの、いつも通りの雰囲気で途中に会話を混ぜながら目的地の町まで向かった一行。 最初は話しながら移動しているとゴルベージュに不真面目と思われるのではないかと考え静かなものではあったが、 少しずつ試すように言葉を発していき、数時間後には湖張との話に花を咲かせるラナナ。 その様子をゴルベージュは気にすることも無く黙々と歩き続けている。 そうこうしている間に町の近くまで辿り着いたところでゴル […]

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十八話【歩きながらのコミュニケーション】

一夜明け、早々に宿をチェックアウトした後に町を後にした一行。 次の目的地は東北東の方角にある山の中で、徒歩で3日程の距離にあるらしい。 本日はその途中にある町を目指す事になっており、予定の所要時間は6時間程との事だ。 天気は雲が多めの晴れで、雲の影によって常に日の光を浴びることが無く暑さをそこまで感じない。 また、時折見える綺麗な青空が心を爽やかにしてくれて歩きやすい日でもある。 そんな中でゴルベ […]

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十七話【早めの夕食タイム】

「何か今日は色々あったよね。・・・流石に疲れたというか頭がついていかないかな」 町の食事処にてジュースを一口だけ飲み終えた後にそうぼやく湖張。 レドベージュ達と別れてからというもの、二人は特に買い物や観光をする事も無く、 少し早い時間ではあったが夕食を取る事にした。 とは言ってもしっかりとしたメニューではなく、飲み物と軽食といった軽い内容である。 特に空腹であるわけでも無かったのだが、フラフラと歩 […]

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十六話【旅人の正体】

その後、一行は特に会話をすることも無く、足早に町へ戻って来た。 そして町の門をくぐるなり、小走りで数メートル先に移動し周囲を見渡すレドベージュ。 どうやら旅人を探している様子である。 「あの人は一体何者なのでしょうか?」 レドベージュの様子に少し困惑気味のラナナ。何かしらの理由があるにせよ確かにこの展開は疑問である。 「うーんどうだろう?ただレドベージュのやる事には無意味な事は無いと思うから、とり […]

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十五話【湖の王の話】

「よし、これでひとまずは落ち着けるかな?」 腰に手を当てながらつぶやく湖張。その様子にざわつく魔物達。 あっさりとシーサーペントを倒された事が衝撃だったようだ。 「ば・・・馬鹿な!先生が!!」 王も例外なく、驚愕の表情を見せている。そこにレドベージュは王に近づきながら話しかける。 「すまぬな、手荒な真似をしてしまって。落ち着いて話を聞いてはくれぬか?」 そう伝えると剣を鞘にしまい、そのまま王の前に […]

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十四話【湖の王】

宿屋に荷物を置いた後は軽く食事を済ませ、湖の王の下へ向かった一行。 行き先は町から30分程歩いた場所で、そこには大きく見事な滝があり大量の水が湖に流れている。 当然のように観光名所のようで、滝への道は整備されていて歩きやすかった。 しかしながら、人影は全くと言っていい程無かった。 恐らく湖の王が出てこないので魔物が徘徊している事が原因なのであろう。 実際のところ、ここにたどり着くまでに数匹の魔物の […]

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十三話【陽気な旅人再び】

一夜明けた洞窟の入り口付近。 そこには湖張たちと、見送るウンバボの姿があった。 昨夜は今まで二人に好評だった料理を多く作り、 最後の別れを惜しむかのような豪勢な晩食で持て成したウンバボ。 そして今も小さな袋を手渡し始める。 「これウンバボが作ったクッキー。 お前たち美味しく食べてくれた。だから持っていけ」 「ありがとうございます」 笑顔で受け取るラナナ。一方で湖張は少し残念そうな顔をする。 「あー […]

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十二話【対守護者】

「体調は万全?」 「はい!」 「準備は大丈夫?」 「はい!」 「それじゃあ行こうか」 「はい!」 修練場の入り口で確認をとりあう湖張とラナナ。 この場に滞在して一ケ月近くが経過した今日、二人は守護者を倒すべく出発をしようとしていた。 湖張もラナナも創意工夫をして、何とか目標としていた技を実践で使えるように仕上げることが出来たのである。 そこで本日、再度守護者と戦ってみようという事になった。 「二人 […]

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十一話【気分転換の重要性】

修練場で静かに呼吸を整える湖張。 ゆっくりと覇王爆炎弾の構えをとり、技を放つ練習をしている。 「だめだ、行き詰った」 技を放たず途中で止めて、ため息をつく湖張。 「どうした?調子悪いのか?」 不思議そうな顔をして話しかけてくるウンバボ。そしてゆっくりと近づいて来る。 「いや、元気なんだけれど何か成果が上がらなくてさ」 そうぼやく湖張。前回レドベージュとラナナが修練中に顔を出してから10日程が経過し […]

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第八十話【それぞれの修練】

「行きますレドベージュ!花壇をお願いします!!」 「うむ、任せておけ」 外の光が入る運動場の中心で声を大きく上げるラナナ。 それを合図にレドベージュは花壇に魔法で防御壁を展開する。 湖張とラナナがそれぞれの修練に取り掛かってから早くも二週間が経過していた。 現在はエマシデンシの理論的な仕上げを済ませたラナナはレドベージュに手伝ってもらいながら 魔法の試し打ちをしている最中である。 「行きます、エマ […]

1 8 16