町中に入ると、その騒然さに一瞬戸惑いを感じる事となる。 というのも、確かに至る所で火災が発生はしているのだが、それだけではなさそうな人々の叫び声が聞こえてくるからだ。 声は火の手とは異なる方向から聞こえてくる。まるで何かに怯えている様な雰囲気にも感じられた。 「何だろう、様子がおかしいよ?」 声がする方角を向くが、建物が邪魔でその先が見えない。 そこで湖張は建物を回るように移動をし様子を見に行こう […]
それからというもの、いつも通りの雰囲気で途中に会話を混ぜながら目的地の町まで向かった一行。 最初は話しながら移動しているとゴルベージュに不真面目と思われるのではないかと考え静かなものではあったが、 少しずつ試すように言葉を発していき、数時間後には湖張との話に花を咲かせるラナナ。 その様子をゴルベージュは気にすることも無く黙々と歩き続けている。 そうこうしている間に町の近くまで辿り着いたところでゴル […]
一夜明け、早々に宿をチェックアウトした後に町を後にした一行。 次の目的地は東北東の方角にある山の中で、徒歩で3日程の距離にあるらしい。 本日はその途中にある町を目指す事になっており、予定の所要時間は6時間程との事だ。 天気は雲が多めの晴れで、雲の影によって常に日の光を浴びることが無く暑さをそこまで感じない。 また、時折見える綺麗な青空が心を爽やかにしてくれて歩きやすい日でもある。 そんな中でゴルベ […]
「何か今日は色々あったよね。・・・流石に疲れたというか頭がついていかないかな」 町の食事処にてジュースを一口だけ飲み終えた後にそうぼやく湖張。 レドベージュ達と別れてからというもの、二人は特に買い物や観光をする事も無く、 少し早い時間ではあったが夕食を取る事にした。 とは言ってもしっかりとしたメニューではなく、飲み物と軽食といった軽い内容である。 特に空腹であるわけでも無かったのだが、フラフラと歩 […]
その後、一行は特に会話をすることも無く、足早に町へ戻って来た。 そして町の門をくぐるなり、小走りで数メートル先に移動し周囲を見渡すレドベージュ。 どうやら旅人を探している様子である。 「あの人は一体何者なのでしょうか?」 レドベージュの様子に少し困惑気味のラナナ。何かしらの理由があるにせよ確かにこの展開は疑問である。 「うーんどうだろう?ただレドベージュのやる事には無意味な事は無いと思うから、とり […]