2026年2月

ファンタジー小説「Peace Keeper 赤き聖者」第百六十話【戦略魔法】

何と返して良いのか迷いながらも、言葉を発するラナナ。 「はい。ですが・・・」 「赤き聖者として必要な力だった。ですよね?」 自らの言い分を伝える前に師の目の勢いが少し弱くなり、理解を示すような雰囲気になると、ラナナは簡単な答えだけを返す。 「・・・はい」 そこで持ったままの手紙に目を移す師。そしてもう一度読み直す間を取った後に伝える。 「失礼、少し見た目が騒がしくなります」 頭の高さより少し上の位 […]